株式投資

ヤフーがzozo(3092)を買収! zozoの今後の株価は期待薄?!

9月12日の朝、びっくりのニュースが飛び込んできましたね。

ヤフー、ZOZOを買収へ-前沢氏退任「ワンマン経営変わる」 ブルームバーグ 9月12日記事

zozoと言えば通販で有名なZOZOTOWNを運営している会社です。

このヤフーによるzozoへの公開買付(TOB)と今後のzozoの株価について考えてみました

zozoとはどんな会社?

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

株式会社ZOZO(ゾゾ、英: ZOZO, Inc.)は、千葉県千葉市美浜区に本社を置く日本の企業。ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」、ファッションコーディネートアプリ「WEAR」、ブランド古着のファッションモール「ZOZOUSED」などのサービスを運営している。2018年10月1日に株式会社スタートトゥデイから商号変更した。
代表の前澤友作がバンド活動のかたわらで始めた、輸入レコード・CDのカタログ販売をきっかけに事業が始まる。2000年にインターネット通販に切り替え、アパレル販売を中心に会社は急成長。2019年3月期の商品取扱高は3,231億円、年間購入者数は813万人となった。

ウィキペディアによりますと、実質的にファッション通販の会社として始めてから19年ほどですね。2000年にインターネット通販をゼロから始めて19年でこの規模にするというところがすごいですよね!

また、前澤氏と言えば、Twitterや行動的な活躍で個人的にも有名ですね。

前澤氏はzozoの株式を36%ほど保有しており、創業者でありながら1番の大株主でもあります。

zozoの株価は割高?

zozoの株価指標を見てみますと、今日の引け値で計算しますとPER33 PBR30 配当利回り1.23% 時価総額7622億円となります。この時価総額にたいしてだけで見ると指標的には割高の部類に入りますね。

なぜ割高なのか?

ではなぜzozoの株価は割高な水準まで買われてるのでしょうか
自分は下記の3つの理由があると思います。

会社の成長力がスゴい

zozoのこれまでの売上推移を見てみましょう

2003年 売上4億
2004年 売上12億
2006年 売上33億
2009年 売上100億
2012年 売上318億
2015年 売上411億
2018年 売上984億
2020年 売上1360億(会社予想)

すごい伸び方ですよね。この伸びが今後も期待されてるので株価も高水準なのでしょう。

これだけの成長を成し遂げたのは大株主であり創業者である前澤氏の腕前によるところが大きそうですね

次々と新しいことにチャレンジすることへの評価

zozoは以前よりどんどん新しいことにチャレンジし、話題を集め、それが会員を集めることに成功してきた面があります。

去年ですと「ZOZOSUIT」がありましたね。発表されたときは自分もその斬新さにワクワクしてすぐ注文しました(笑)

ゾゾスーツ、量れなかった女心 失敗の深層明らかに:日本経済新聞 2019年4月25日

結果的には普及しませんでしたが、この失敗を認めて撤退するまでの速さはさすがだなと思っていました。

ZOZO「送料自由」終了 一律200円に 「送料は無料なわけない」と前澤社長 ITmedia NEWS 2017年10月31日

送料についてもいろいろ手探りな施策を取ってきた印象があります。今後についてもまた何かすごいことをやってくれるんじゃないかっていう期待感が湧いてきての評価があったのでしょう。

実際にこのような施策を考えてきたのは今まで見た感じではほとんど前澤氏のような感じです。ここでも前澤氏の存在感が大きかったんでしょうね。

前澤氏自身に対する期待

以前より、前澤氏は宇宙旅行を計画したり、高額な絵画を購入したり、Twitterで話題を提供したり、芸能人と付き合うなど話題が豊富な人でした。

やはり、これだけの会社をゼロから作り上げたビジネスマンとしても評価が高く、人気もありましたね。

誰もが知ってる会社であっても、社長の顔や名前まで一般の方にまで知られてるケースは少ないですが、zozoは社長自体が広報的な役割となって会社自体の知名度アップにも貢献したのではないでしょうか。

前澤氏が抜けたあとのzozoは・・

上に書いた3つの理由をまとめてみますと、
・会社の成長力がスゴい
・次々と新しいことにチャレンジする評価
・前澤氏自身に対する期待

先に述べたようにこれらは全て前澤氏への評価につながるものですね。これがzozoの株価に高いPERが与えられていた理由でしょう。

つまり前澤氏が抜けたあとのzozoは、それまでzozoの株価につけられていたプレミアムがすべて無くなるいうことを意味します。

そして、絶大な影響力の社長がいなくなるということは、前澤氏を慕ってzozoに入社した人もいるでしょうし、会社としての精神的支柱や指示系統にぽっかり穴が空くことになりますし、社内的にも動揺は隠せないでしょう。

なお、ヤフーの買付条件1株2620円でzozoの時価総額を計算すると8000億円ほどになりますね。

また、TOB成立後も上場は維持するとのことです。

あくまで個人的な感想ですが、これまで述べたようにzozoへの好評価が無くなり、ヤフーの通販部門の一部となってしまいそうなzozoに対して時価総額8000億円という評価が今後も続くのかどうか、疑問だなと思っています

逆に下記の記事にありますように、ヤフーの方は株価が上がって恩恵がありそうとマーケットは判断しているようですね。

ヤフー—大幅続伸、ZOZO買収によるシナジー効果への期待が続く 株探記事 9月13日

しばらくはTOB終了後の株価や今後のzozoの決算に注目してみたいと思います。

7月のzozoの決算分析についての記事は👇